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2014.03.17

春の息吹

17日は晴れて気温も15度まで上がり、いよいよ「春来たる~」と嬉しくなりました。
庭へ出ればユキワリソウがパッと開いて、キクザキイチゲも少し咲き出しました。
クリスマスローズも咲き揃ったが、セツブンソウとユキワリイチゲは葉のみで少ない。

土を買いたくて娘に花屋さんに連れて行ってもらい、ビオラを少し買い足して寄せ植えの補修をした。
JAの「ほがらか村」で新鮮野菜を買ったが、柔らかなフキノトウとアサツキも。
昔はフキノトウなんて買う物とは思わず、スーパーの袋に一杯取って天麩羅やお味噌は勿論、お正月用の姿煮に佃煮等々沢山作ったのですが・・・

17春の息吹

16日

小松から出てきた友人達と待ち合わせてランチの後、県立能楽堂へ。
晴れ予報だったのに曇っていて、香林坊のホテルを出る頃にはジャージャー降りに。
10年位前に友人が演じた能「羽衣」を観に来て以来です。

17能楽堂

金沢能楽会主催のろうそく能は第七回だそうで、事前に丁寧な解説が有り、狂言が終わってからろうそくの灯りを燈して始まりました。
子方の義経は若すぎますが決まりなのでしょう、声も良く通り初々しい。
弁慶はその通りの偉丈夫。前シテ静と後シテ平家の怨霊平知盛は加賀宝生の重鎮佐野氏で静の衣装の織物の金がろうそくの光にきらめいて美しい。
バックの鳴り物オオカワ小鼓太鼓笛が素晴らしかった。

しばし幽玄の世界に浸りました。

加賀宝生は五代藩主の頃から武士の世界で嗜まれていたが、明治維新後佐野吉之助氏の尽力で町方にも広がり、一時「木の上から謡が降ってくる」と言われた位職人さんたちにも普及していたのです。
結婚式や茶会などでも良く謡われます。

父も若い頃から謡に親しみ、晩年になって能「羽衣」と「翁」を演じました。
不肖の子供達は誰も受け継がなかったが、動きの少ない形の中に無限の姿を現す世界は好きですね。
姑も佐野吉之助氏の直弟子で仕舞いや舞囃子の舞台に立っていました。
私たちの結婚式にも影謡や披露宴にはその頃のお囃子の重鎮勢揃いで仕舞いを舞ってくださいました(その頃は自宅の二階二間続きでしたが)

現在能楽美術館も出来て佐野家の収集品を展示してますし、一般に普及するように努めているようです。
21世紀美術館の前なので来られた方は訪れて下さい。

終わってから梅園へ行くと言う友と別れてお隣のような県立美術館へ

戴金(キリカネ)の人間国宝「西出大三生誕100年記念展」です。
若い頃の木彫作品にも心打たれたが、小さな動物達に施された繊細できらびやかな戴金はなんとも素晴らしかった。
ビデオで工程を見たが気の遠くなるような細かい仕事で、キリカネは金箔を重ねて薄い板状にしたものをミリ単位に切って巻き取り、ノリを塗って貼り付ける物だと始めて知りました。

「是なら欲しい~」と思う位でしたが、絵葉書を買いたくてショップに寄ったが当て外れの1枚しか無くて残念でした。


西出大三 木彫截金合子「鴛」 加賀市美術館蔵 より拝借しました

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(西出大三氏(1913〜1995)は加賀市橋立町の北前船主の家に生まれ、東京美術学校在学中から平安時代(藤原期)の仏像・仏画に魅せられ、鎌倉時代以降衰微していた截金の技法を独力で研究開発、さらに木彫彩色截金の作品で独自の世界を拓き、昭和60年、人間国宝に認定された。生誕100年を記念したこの展覧会では、所蔵品を中心に氏の截金作品・関連資料等20点が紹介される。繊細で流麗な金箔芸術の世界が楽しめる。

12日に続く
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Posted at 23:58 | 季節 | COM(4) |